スマホサイト制作 〜jQuery Mobile 導入編〜
「スマートフォン」と一言に言っても、iPhoneやAndroidなど様々な機種が存在します。特にAndroidでは端末によって画面サイズも様々ですね…。
スマートフォンサイトを制作する上で重要なことのひとつとして、そういった多岐に渡った端末たちに対応させる、といったことが挙げられます。
「多岐に渡った端末への対応…? どうればいいんだ…??」
そんなときこそ出番なのがこの「jQuery Mobile」です!
「jQuery Mobile」とは、JavaScriptのフレームワークです。これを用いることで、自動的にスマートフォンに最適化されたWebページを制作することができます。
たった1行のコードを書くだけで…。
こんなボタンや、
こんなナビゲーションまで!簡単に作ることができます!!
「jQueryMobile」の導入方法
「jQueryMobile」を導入するのはとても簡単!
必要なのは、「jQueryMobileのjsファイル」・「jQueryのjsファイル」・「jQueryMobileのcssファイル」の3つ。
さっそく、この3つを用いてHTMLファイルに「jQueryMobile」を適用させてみましょう!
<!DOCTYPE HTML>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="UTF-8">
<title>サイトタイトル</title>
<link rel="stylesheet" href="http://code.jquery.com/mobile/1.2.0/jquery.mobile-1.2.0.css" media="screen"> <!--←A-->
<script src="http://code.jquery.com/jquery-1.8.3.min.js"></script> <!--←B-->
<script src="http://code.jquery.com/mobile/1.2.0/jquery.mobile-1.2.0.js"><script> <!--←C-->
</head>
Aのファイルが「jQueryMobileのcssファイル」、Bのファイルが「jQueryのjsファイル」、Cのファイルが「jQueryMobileのjsファイル」です。
以上のように、3つのファイルをHTMLの
「押したくなる」ボタンを作ってみよう
「jQueryMobile」を適用させたHTMLファイルで、さっそく上の画像にある「ボタン1」を作ってみましょう!
<body>
<a href="index.html" data-role="button" data-inline="true">ボタン1</a>
</body>
<body>内に
<a href="index.html" data-role="button" data-inline="true">ボタン1</a>
を記述するだけで、ボタン1のような立体感のある、スマートフォンサイトでは大切な「押したくなるボタン」を作ることができます!
ここで気になってくるのが2点の記述。
「data-role="button"」や「data-inline="true"」だと…?一体これはなんだ…?
「jQueryMobile」の根幹ともなってくるのがこの「data属性」たち。
この「data属性」については、次回の記事で詳しく紹介させていただきますね。